次回の「ザ!世界仰天ニュース」では、海外ブランドと日本の老舗メーカーの間で起きた「権利トラブル」が取り上げられると予告されています。
放送前のため詳細は明かされていませんが、「どこのブランド?」「どんな内容?」と気になる人が多いようです。
ネット上では
「ルイ・ヴィトンと日本の滝田商店(たきたしょうてん)の市松模様トラブルではないか?」
との予想が見受けられます。
この記事では、あくまで予測として「ルイ・ヴィトンと滝田商店の権利トラブル」にスポットを当てて、内容を整理しました。
【仰天ニュース】権利トラブルはどこのブランド?
2/3放送の仰天ニュースで取り扱う「権利トラブル」の海外ブランドについて、どこのブランドかについて予告の段階では公表されていません。

市松模様の商品が写っていたので、ルイ・ヴィトンと滝田商店の「ダミエ柄」と「市松模様」のトラブルが有力な候補かも?
ヴィトンと滝田商店のトラブルとは?
ルイ・ヴィトンとトラブルになった会社は、仏具・念珠を扱う日本の老舗「滝田商店」です。
滝田商店は、伝統的な市松模様を使った数珠袋を販売していましたが、
これに対してルイ・ヴィトン側から、
- 自社の「ダミエ柄(チェック柄)」と類似している
- 商標権を侵害している可能性がある
として、警告書が送られたとされています。
この時点で裁判になったわけではありませんが、
中小企業側が一時的に販売を停止したことで、大きな話題になりました。
滝田商店とはどんな会社?
滝田商店(株式会社 滝田商店)は、東京都台東区寿に店舗を構える仏壇・仏具の専門店です。
大正2年(1913年頃)に創業され、100年以上にわたって日本の仏事用品を取り扱ってきた歴史ある企業です。
- 会社名:株式会社 滝田商店(たきたしょうてん)
- 創業:大正2年(1913年頃)
- 設立:昭和24年12月
- 代表取締役:滝田雅敏(他役員に滝田祐嗣氏)
- 事業内容:寺院用具・仏壇仏具・神具の製造卸・小売販売、寺院装飾企画など
滝田商店は、全日本宗教用具協同組合や東京宗教用具商業協同組合等、業界団体にも加盟しているとされています。
なぜ「日本の伝統模様」が問題になったのか
市松模様は、江戸時代から存在する日本の伝統文様です。
一方、ルイ・ヴィトンの「ダミエ柄」も世界的に有名なチェック模様です。
ここで重要なのは、
- 市松模様そのものは、誰のものでもない
- ただし「特定ブランドを連想させる表現」になると問題になる
という商標制度の線引きです。
この違いが一般には分かりづらく、
「海外ブランドが日本文化を独占しようとしたのでは?」
という誤解が広がりました。
ダミエ柄と市松模様の違いは?
見た目は似ている2つですが、成り立ち・意味・権利の扱いがまったく違います。
ダミエ柄とは(Louis Vuitton)
- フランスの高級ブランド・ルイ・ヴィトンの代表的デザイン
- 1888年に誕生したブランド独自の市松状パターン
- ブラウン系などの配色+LV特有の質感が特徴
- バッグや財布など「ブランド識別」を目的に使用
- 商標登録されているのは「ヴィトンの商品デザインとしてのダミエ」
「チェッカー模様そのもの」ではなく、
ヴィトンのブランド表現としての使い方が保護対象
市松模様とは(日本の伝統文様)
- 江戸時代から使われてきた日本の伝統的な文様
- 歌舞伎役者・佐野川市松が着用したことで名称が定着
- 着物、仏具、建築、工芸など幅広く使用
- 白黒・藍白など色や用途は多様
- 特定の企業やブランドに属さない公共的デザイン
日本文化として広く共有されてきた
誰でも使える伝統模様
京都の「神戸数珠店」が反撃
滝田商店に数珠袋を卸していた京都のメーカー「神戸数珠店」が、ヴィトンの不当な言いがかりに屈しない姿勢を見せました。
数珠袋の柄が「ダミエ柄の商標権を侵害しないこと」を特許庁に判定請求
を行ったそうです。
神戸数珠店とはどんな会社?
- 会社名:神戸数珠店(かんべじゅずてん)
- 創業:1918年
- 所在地:京都府
- 事業内容:数珠の製造卸
神戸数珠店も100年以上の長い歴史のある伝統企業です。
結果は「ダミエ柄の商標権の効力は及ばない」
最終的には、専門機関の判断により、
- 市松模様は一般的・伝統的な文様である
- 滝田商店の商品は、ルイ・ヴィトンのブランド表示とは認識されない
として、
ダミエ柄の商標権の効力は及ばない
という整理がなされています。

世界的なブランドが有利かと思いきや、公平な判断がされて良かったですね!
まとめ
次回仰天ニュースで扱われる「権利トラブル」の予想として、ルイ・ヴィトンと滝田商店の問題についてまとめました。
ダミエ柄と市松模様は見た目が似ているものの、成り立ちと法的な位置づけは大きく異なります。
ダミエ柄はルイ・ヴィトンが生み出したブランドデザインである一方、市松模様は江戸時代から続く日本の伝統文様で、「特定企業が独占できるものではない」との結論が出ています。








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